3月7日箏曲組歌会無事終わりました。
今回は「雲井弄斎」を山下名緒野さん、佐々木千香能さんと演奏させていただきました。
雲井弄斎は他の組歌とは違って、定型のカケ爪などありませんし、歌も当時の弄斎節という流行歌を箏曲にしたともいわれています。何回か演奏してますが、覚えにくい。だけど、なんともいえない大人の辛い恋の歌、ほんとにいい曲だなと思います。
随分前に何度か演奏していますが、久しぶりに演奏の機会を得て、あらためて勉強できたことはよかったです。
この会には山田流、生田流の方が京都から、名古屋からも毎年参加されていてお会いすることができて、演奏も楽しみです。

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京都チームは長磯の古い箏を使用しての演奏です。
リハーサルを拝見。素敵です。
装飾が素晴らしく、絹を張っています。素朴な音色は現在の華やかさとな違うおっとりとした風情があります。
家に一面持っていたら、どんなにか心が豊かになるでしょうね。
そんな気持ちになるようなお箏。いいなあ。

さて、また来年もがんばりましょう。