2024年の旅行記まとめです。
北欧ツアーを記録しておきますね。
9月19日より30日まで東芝国際交流財団の助成事業として北欧ツアー、デンマークとスウェーデンを回って演奏旅行をしてきました。
昨年よりもちょっと期間が長くて、さらに長距離、ハードスケジュールでしたがなんとか無事に完走。
演奏メンバーは私と娘の由華、そして尺八奏者のKiku Dayさん。
9月19日(木) 羽田11:45発SAS SK984 で日本を出発
本当にたまたま娘は大学の友人たちとロビーで遭遇して、お見送りしてもらうことになって嬉しそう
無事に箏を預けて、三味線は機内持ち込みで問題なし。預け荷物が1個までなので、スーツケースはやっぱりダメで追加料金が2個分エアチケットが高いなあ〜。でも今回は直行便だから安心ですが。
昨年は直行便がなくトルコ航空でイスタンブール経由だったなあ。直行便は時間のロスがなくやっぱり楽です。
現地時間18:15 デンマーク CPH Airportに到着。
kikuさんと合流して、この日は近くのホテルに宿泊。
夕食は再会を喜び、明日からのツアーの無事を祈りつつ
9月20日(金)いよいよツアー初日。
近くのスーパーで買い出しをして朝食のパンを買っていざ出発。
これからはレンタカー車で移動です。まずは島の西岸へ向かいフェリーに乗ってオーフスへ。
フェリー乗り場に早く着いたので、近くを散策。
海岸沿いを散策、ちょっと風が強くて寒かった、、、
ハマナスの花が咲いていて、その実は食べられるそうです。
私も初めて食べてみましたが、甘酸っぱい味がしました
12時に到着。オーフスでの滞在先のビラへチェックイン。
初日夜は Favorite Things Festival 2024でのコンサート
早速、荷解きしリハーサルと思っていたら、現地調達の立奏台の脚が合わないことが判明しどうなることかと思いましたが、急遽主催者のMalteさんが修理してくれて無事にコンサートを迎えることができました。
感謝感謝です。
もともとは駅舎だったところを改修し、美術館や、カフェなど若者が集う現代アートが点在するスペースが点在する場所でその一角が会場でした。とにかく若者が多くて、普段とは全く異なる雰囲気でこれもこれでなかなかできない経験でした。
周辺を散策。
キクさんのお姉さんご夫婦が聴きに来てくれて撮ってくれました。
Photo:Lasse Pablo
若い人が多くて、聞くスタイルは立ったり、床に座っていたりとそれぞれだけど、和楽器の演奏を真剣に聴いて、すごく反応もよくて本当に興味津々
主催者のかたも喜んでくれてよかったです。
それにしても会場が暗くて楽譜が見えなかった〜〜〜〜〜
用意してくれた手作りのサンドイッチが美味しかった〜!!
ハプニングもありましたが、なんとかツアー初日スタートしました。
9月21日(土)ツアー2日目。
1軒家なので、音の心配もなく自由に過ごせます。時間までゆっくりスーパーに買い物に行ったり、リハーサルをして、その後夜のコンサートのためオーフスから2時間くらい離れたオルボーへ。
この日はPapaya MUsikでのコンサート「Papaya Koncert:Traditional og ny japansk musik」
腹ごしらえはピザ。主催者のHenricさんとこれぜーんぶ4人で完食。
開演時間が夜の8時で終わったのは9時半。
フィヨルドの周辺は濃霧がすごくて、帰路はちょっと心配でしたが無事帰宅。
すでに11時半を回っていました。疲れた〜
9月22日(日)ツアー3日目
オーフス日本語補習校にてミニコンサートとワークショップ
オーフス大学の冨岡次郎先生が教えている日本語補習校で、昨年も訪問して2度目の開催です。
今回は近くの興味ある大学生や、昨年来られなかった補習校の生徒さん親子もたくさん来てくれました!!昨年来てくれた親子もいて再会が嬉しかったです。
楽器についてのレクチャーとミニコンサート、そして箏・三味線・尺八、それぞれのブースで楽器体験を楽しんでもらいました。中には三味線を持参してきた学生さんもいて、ご両親にたのんでネットで買ってもらったとか。この日は参加者が日本語がわかる人が多かったので、宮沢賢治の作品「ざしき童子のはなし」を語りと箏・三味線で演奏してみました。すごく真剣に聴いてくれて、特に日本人の保護者の方がとても喜んでくれたのが印象的でした。
この日は午前中のみ。
オーフスは2度目ですがどこにも行ったことがないので、午後は港の周辺の町を散策してみました。
運河沿いのレストランで久しぶりにちょっと贅沢に外食
借りたお家にはリンゴの木、ベリーの木があって自由に取っていただけます。
朝摘みしてヨーグルトに混ぜたり、りんごは小ぶりですがともて甘くて美味しいのです。
お庭のテラスでちょっとのんびりティータイムを楽しみました。
9月22日(月)ツアー4日目
オーフス大学でのコンサート&ワークショップ、そして移動日。
荷造りして、午後はオーフス大学へ。
昨年に続き2回目の訪問。この建物なつかしい〜。入ってすぐカフェ、デリがありいろいろな食べものを売っています。ちょうどお昼時で、まずはランチ。どれも美味しそうなので、何にするか迷ってしまいます。
主に日本語科、日本文化を学ぶ学生が対象で、前日の日本語補習校でのワークショップにも来てくれた学生さんもいてとても熱心。
最後まで残ってくれた学生さんたちと記念撮影!
終わってから、翌日スウェーデンに渡るために、オーフスから1時間半ほど北にあるフィレデリクスハウンヘ移動。翌朝ここからスウェーデン行きのフェリーにのるため、こちらで1泊。
コンパクトな可愛らしい小さなお家。
夕方近くを散策。
9月24日(火)ツアー5日目
早起きして、8:15 フェリー乗船、スウェーデン・ヨーテボリへ。
残念ながらこの日はちょっとお天気が悪くて小雨。
朝食ビュッフェをいただいて、ゆっくり過ごしているうちにヨーテボリの街並みが見えてきました。
お天気はさらに悪くなってきてるし、寒い〜
この日も1軒家を借りていて、13時にチェックイン。
小さくてかわいいお家。
あいにくの雨でしたが、バスに乗って初めてのスウェーデン、ヨーテボリの街へ。
雨が激しくなったので、雨宿りしながらテイータイム。
だんだん小やみになってきた!
秋ですね。色づき始めています。
ヨーテボリはスウェーデン第2の都市と言われています。
この界隈はとても歴史ある街並みが残る、観光地ハーガ地区です。
食材と鍋敷きのお土産を買って帰宅。
夕食は手作り、パスタとサラダ。1軒家はだいたいの食器類、調味料が揃っています。
絶品!!美味しかった〜
海外での滞在が数名の場合にはホテルより断然、1軒家を借りた方が安くて、広いし自由に時間を使うことができます。時間があれば街のスーパーをみて食材を買って料理するのも楽しいですね。
夜は翌日のコンサートの打ち合わせとリハーサル。
9月25日(水)ツアー6日目
リハーサルをして、コンサート会場となる House of Possibilitasへ。
女性スタッフ2人が運営するコンサートで、ここを紹介してくださったのは中村みおさんです。
見ず知らずの私からの相談にのってくれて、こちらでコンサートができるようになりました。
とても素敵な会場で、お客様もとても雰囲気がよくて音楽を愛する方ばかり、日本音楽に興味を持ってこられているので、ものすごく集中して聴いてくださいました。
最後にはスタンディングオベーションもあったりして、私たちもびっくり。
とても内容も濃くて気持ちの良いコンサートでした。
中村みおさんとお会いできました!ご縁に感謝です。
ステージ写真もみおさん撮影。
2人の素敵なスタッフ!!終わってすごくいい笑顔
ありがとうございました。スタッフ手作りスープもおいしかった〜〜
またコンサートができたらいいなあ。
9月26日(木)ツアー7日目
移動日です。ヨーテボリからコペンハーゲンまでドライブ。かなりの走行距離約6時間近くかかりましたね。天気も悪くて、高速走行中に豪雨、ちょっと怖かった、、
そんなわけでほとんど寄り道もできず、景色も楽しめず、ひたすらキクさんの運転で15時半に無事コペンハーゲンに戻ってきました。
高速道路は無料なので助かります。スウェーデンのマルメから橋を渡ってデンマークのコペンハーゲンに入国します。ここは有料橋。
残念ながら雨で景色は見えず、、、
この日から最終日まで娘と私は来た時と同じCPHスタジオホテルに滞在。
大きな箏のフライトケースも預かってくれたので助かりました。
夜はまだ明るいので1年ぶりのコペンハーゲンの街を散策。
9月27日(金)ツアー8日目
Koncert Kirken でのワールドミュージックフェスティバルとして2日間のイベントです。
午前中はスクールコンサートのため9時会場入り、10時〜11時スクールコンサート。
近隣の小学校の3年生60名授業の一環として来場しました。
プロジェクターも利用して、説明。
日本のアニメ「となりのトトロ」の挿入歌「さんぽ」は子供たちもよく知っていたので、箏と一緒に歌ってもらい楽しかったです。
午後はタイ風うどんのお店でランチ
由希子さんとシモンのお茶のお店、ioにも寄って1年ぶりの再会。
その後、在デンマーク日本大使宇山秀樹大使にお茶にお招きいただき、大使公邸へ訪問いたしました。
大使ご夫妻、そして小野寺書記官とともにゆっくりお話しさせていただきました。
驚いたことになんとシェフが元高崎メトロポリタンホテル副料理長!!
わざわざご挨拶に出てきてくださりました。
記念にエンタランスで写真をとっていただきました。
そして夜7時半からは一般向けのコンサートのため、15時半には急いで会場へ戻り準備。
今回のツアーのメインでもあります。
約90分のプログラム、解説入りで休憩なし。
古典から現代、世界で人気のあのスキヤキソングまで。バラエテイに富んだプログラムでお客様も日本の音楽を楽しんでいただけたようで安心しました。
大使ご夫妻もご臨席くださり光栄でした。
キクさんのお母様、そしてコンサート主催者のBjörn Rossさんと一緒に。
9月28日(土)ツアー9日目
同じ会場でファミリーコンサート。
参加家族が少なくて、その代わり時間がたっぷりあったので、スタッフお方にも楽しんでもらいました。
私たちも一緒に尺八にトライ!
主催したスタッフと一緒に記念撮影。
約1時間ほどのワークショップとランチをいただき、メトロでホテルに帰り休憩。
夕食は昨年もコンサートに来てくださったDさんのご自宅にお招きいただき訪問。
古い箏があるというので楽器を拝見して状態を見せてもらいました。
ぜひ少しでも箏の音がここデンマークで広がっていくといいなあと思います。
美味しいお夕食ありがとうございました。
乗り慣れてきたメトロでホテルまで40分で帰着。
残すところあと最終コンサートのみ。
9月29日(日)ツアー10日目最終日。
いよいよ最後のコンサート。お天気は晴れ
ホテルから近くが海岸なので少し散策。
ちょっと寒いけど泳いでいる人がいてびっくり、、、
そしていざ、再び橋を渡ってスウェーデンへ。今回は晴天でよかった〜
ひたすら走ったハルムスタッド。
会場はKulturverket Onsjö、小さな素敵なコンサート会場でした。
こちらも心尽くしのコンサートで、お食事も手作りで用意してくれていました。
田舎の小さなお家のサロンのような会場に常連さんの音楽愛好者が20名ほど集まっていらっしゃいました。中には1時間もかけて、、年齢層は高めでしたが、みなさんとても音楽を愛する方、主催者のKajsa Bacosさんとも古くからの知り合いのようで、コンサートの最初にはどのように初めて聞く音楽、このコンサートの鑑賞のポイントなどもコメントしてくれていて、キクさんの解説とともに興味を持って理解し享受しようとなさっているのがわかりました。
後日、メッセージをいただいたレビューも嬉しいもので、とても嬉しかったです。
開催できるか微妙だったのですが、行ってよかった!
無事に開催できてこのような温かい雰囲気の中でツアー最後のコンサートが終了できたことを嬉しく思います。とても気持ちの良いコンサートでした。
最後に主催者Kajsa さんとスタッフ見習いテスト中の男性2名と一緒に。
コペンハーゲンに戻って、お疲れ様のツアー最後の夕食。
ハードスケジュールもなんとか完走しました!!
キクさん、長距離の運転ありがとうございました。
本当にお疲れ様でした。それにしても充実の日々、楽しかった〜。
9月30日(月)帰国日
キクさんとは昨夜お別れし、パッキングしてタクシーで空港へ。
荷物検査で三味線ひっかり、中身を見せて、演奏写真をみせると
おじさん「お〜、今度はコンサートにいきたい」と(笑)和やかに通過。
コペンハーゲン 12:35発 SAS SK983
10月1日(火) 8:55 羽田着
1時間遅れで到着。行きと違う飛行区域で、あれ、ロシア上空付近?大丈夫か〜?と心配ではありましたが無事に到着。
素敵な思い出と経験、大きな達成感と共に日本に戻ってきました。
たくさんの方のご協力をいただき、心から御礼申し上げます。
またご縁に感謝!!
ありがとうございました。
北欧ツアーを記録しておきますね。
9月19日より30日まで東芝国際交流財団の助成事業として北欧ツアー、デンマークとスウェーデンを回って演奏旅行をしてきました。
昨年よりもちょっと期間が長くて、さらに長距離、ハードスケジュールでしたがなんとか無事に完走。
演奏メンバーは私と娘の由華、そして尺八奏者のKiku Dayさん。
9月19日(木) 羽田11:45発SAS SK984 で日本を出発
本当にたまたま娘は大学の友人たちとロビーで遭遇して、お見送りしてもらうことになって嬉しそう
無事に箏を預けて、三味線は機内持ち込みで問題なし。預け荷物が1個までなので、スーツケースはやっぱりダメで追加料金が2個分エアチケットが高いなあ〜。でも今回は直行便だから安心ですが。
昨年は直行便がなくトルコ航空でイスタンブール経由だったなあ。直行便は時間のロスがなくやっぱり楽です。
現地時間18:15 デンマーク CPH Airportに到着。
kikuさんと合流して、この日は近くのホテルに宿泊。
夕食は再会を喜び、明日からのツアーの無事を祈りつつ
9月20日(金)いよいよツアー初日。
近くのスーパーで買い出しをして朝食のパンを買っていざ出発。
これからはレンタカー車で移動です。まずは島の西岸へ向かいフェリーに乗ってオーフスへ。
フェリー乗り場に早く着いたので、近くを散策。
海岸沿いを散策、ちょっと風が強くて寒かった、、、
ハマナスの花が咲いていて、その実は食べられるそうです。
私も初めて食べてみましたが、甘酸っぱい味がしました
12時に到着。オーフスでの滞在先のビラへチェックイン。
初日夜は Favorite Things Festival 2024でのコンサート
早速、荷解きしリハーサルと思っていたら、現地調達の立奏台の脚が合わないことが判明しどうなることかと思いましたが、急遽主催者のMalteさんが修理してくれて無事にコンサートを迎えることができました。
感謝感謝です。
もともとは駅舎だったところを改修し、美術館や、カフェなど若者が集う現代アートが点在するスペースが点在する場所でその一角が会場でした。とにかく若者が多くて、普段とは全く異なる雰囲気でこれもこれでなかなかできない経験でした。
周辺を散策。
キクさんのお姉さんご夫婦が聴きに来てくれて撮ってくれました。
Photo:Lasse Pablo
若い人が多くて、聞くスタイルは立ったり、床に座っていたりとそれぞれだけど、和楽器の演奏を真剣に聴いて、すごく反応もよくて本当に興味津々
主催者のかたも喜んでくれてよかったです。
それにしても会場が暗くて楽譜が見えなかった〜〜〜〜〜
用意してくれた手作りのサンドイッチが美味しかった〜!!
ハプニングもありましたが、なんとかツアー初日スタートしました。
9月21日(土)ツアー2日目。
1軒家なので、音の心配もなく自由に過ごせます。時間までゆっくりスーパーに買い物に行ったり、リハーサルをして、その後夜のコンサートのためオーフスから2時間くらい離れたオルボーへ。
この日はPapaya MUsikでのコンサート「Papaya Koncert:Traditional og ny japansk musik」
腹ごしらえはピザ。主催者のHenricさんとこれぜーんぶ4人で完食。
開演時間が夜の8時で終わったのは9時半。
フィヨルドの周辺は濃霧がすごくて、帰路はちょっと心配でしたが無事帰宅。
すでに11時半を回っていました。疲れた〜
9月22日(日)ツアー3日目
オーフス日本語補習校にてミニコンサートとワークショップ
オーフス大学の冨岡次郎先生が教えている日本語補習校で、昨年も訪問して2度目の開催です。
今回は近くの興味ある大学生や、昨年来られなかった補習校の生徒さん親子もたくさん来てくれました!!昨年来てくれた親子もいて再会が嬉しかったです。
楽器についてのレクチャーとミニコンサート、そして箏・三味線・尺八、それぞれのブースで楽器体験を楽しんでもらいました。中には三味線を持参してきた学生さんもいて、ご両親にたのんでネットで買ってもらったとか。この日は参加者が日本語がわかる人が多かったので、宮沢賢治の作品「ざしき童子のはなし」を語りと箏・三味線で演奏してみました。すごく真剣に聴いてくれて、特に日本人の保護者の方がとても喜んでくれたのが印象的でした。
この日は午前中のみ。
オーフスは2度目ですがどこにも行ったことがないので、午後は港の周辺の町を散策してみました。
運河沿いのレストランで久しぶりにちょっと贅沢に外食
借りたお家にはリンゴの木、ベリーの木があって自由に取っていただけます。
朝摘みしてヨーグルトに混ぜたり、りんごは小ぶりですがともて甘くて美味しいのです。
お庭のテラスでちょっとのんびりティータイムを楽しみました。
9月22日(月)ツアー4日目
オーフス大学でのコンサート&ワークショップ、そして移動日。
荷造りして、午後はオーフス大学へ。
昨年に続き2回目の訪問。この建物なつかしい〜。入ってすぐカフェ、デリがありいろいろな食べものを売っています。ちょうどお昼時で、まずはランチ。どれも美味しそうなので、何にするか迷ってしまいます。
主に日本語科、日本文化を学ぶ学生が対象で、前日の日本語補習校でのワークショップにも来てくれた学生さんもいてとても熱心。
最後まで残ってくれた学生さんたちと記念撮影!
終わってから、翌日スウェーデンに渡るために、オーフスから1時間半ほど北にあるフィレデリクスハウンヘ移動。翌朝ここからスウェーデン行きのフェリーにのるため、こちらで1泊。
コンパクトな可愛らしい小さなお家。
夕方近くを散策。
9月24日(火)ツアー5日目
早起きして、8:15 フェリー乗船、スウェーデン・ヨーテボリへ。
残念ながらこの日はちょっとお天気が悪くて小雨。
朝食ビュッフェをいただいて、ゆっくり過ごしているうちにヨーテボリの街並みが見えてきました。
お天気はさらに悪くなってきてるし、寒い〜
この日も1軒家を借りていて、13時にチェックイン。
小さくてかわいいお家。
あいにくの雨でしたが、バスに乗って初めてのスウェーデン、ヨーテボリの街へ。
雨が激しくなったので、雨宿りしながらテイータイム。
だんだん小やみになってきた!
秋ですね。色づき始めています。
ヨーテボリはスウェーデン第2の都市と言われています。
この界隈はとても歴史ある街並みが残る、観光地ハーガ地区です。
食材と鍋敷きのお土産を買って帰宅。
夕食は手作り、パスタとサラダ。1軒家はだいたいの食器類、調味料が揃っています。
絶品!!美味しかった〜
海外での滞在が数名の場合にはホテルより断然、1軒家を借りた方が安くて、広いし自由に時間を使うことができます。時間があれば街のスーパーをみて食材を買って料理するのも楽しいですね。
夜は翌日のコンサートの打ち合わせとリハーサル。
9月25日(水)ツアー6日目
リハーサルをして、コンサート会場となる House of Possibilitasへ。
女性スタッフ2人が運営するコンサートで、ここを紹介してくださったのは中村みおさんです。
見ず知らずの私からの相談にのってくれて、こちらでコンサートができるようになりました。
とても素敵な会場で、お客様もとても雰囲気がよくて音楽を愛する方ばかり、日本音楽に興味を持ってこられているので、ものすごく集中して聴いてくださいました。
最後にはスタンディングオベーションもあったりして、私たちもびっくり。
とても内容も濃くて気持ちの良いコンサートでした。
中村みおさんとお会いできました!ご縁に感謝です。
ステージ写真もみおさん撮影。
2人の素敵なスタッフ!!終わってすごくいい笑顔
ありがとうございました。スタッフ手作りスープもおいしかった〜〜
またコンサートができたらいいなあ。
9月26日(木)ツアー7日目
移動日です。ヨーテボリからコペンハーゲンまでドライブ。かなりの走行距離約6時間近くかかりましたね。天気も悪くて、高速走行中に豪雨、ちょっと怖かった、、
そんなわけでほとんど寄り道もできず、景色も楽しめず、ひたすらキクさんの運転で15時半に無事コペンハーゲンに戻ってきました。
高速道路は無料なので助かります。スウェーデンのマルメから橋を渡ってデンマークのコペンハーゲンに入国します。ここは有料橋。
残念ながら雨で景色は見えず、、、
この日から最終日まで娘と私は来た時と同じCPHスタジオホテルに滞在。
大きな箏のフライトケースも預かってくれたので助かりました。
夜はまだ明るいので1年ぶりのコペンハーゲンの街を散策。
9月27日(金)ツアー8日目
Koncert Kirken でのワールドミュージックフェスティバルとして2日間のイベントです。
午前中はスクールコンサートのため9時会場入り、10時〜11時スクールコンサート。
近隣の小学校の3年生60名授業の一環として来場しました。
プロジェクターも利用して、説明。
日本のアニメ「となりのトトロ」の挿入歌「さんぽ」は子供たちもよく知っていたので、箏と一緒に歌ってもらい楽しかったです。
午後はタイ風うどんのお店でランチ
由希子さんとシモンのお茶のお店、ioにも寄って1年ぶりの再会。
その後、在デンマーク日本大使宇山秀樹大使にお茶にお招きいただき、大使公邸へ訪問いたしました。
大使ご夫妻、そして小野寺書記官とともにゆっくりお話しさせていただきました。
驚いたことになんとシェフが元高崎メトロポリタンホテル副料理長!!
わざわざご挨拶に出てきてくださりました。
記念にエンタランスで写真をとっていただきました。
そして夜7時半からは一般向けのコンサートのため、15時半には急いで会場へ戻り準備。
今回のツアーのメインでもあります。
約90分のプログラム、解説入りで休憩なし。
古典から現代、世界で人気のあのスキヤキソングまで。バラエテイに富んだプログラムでお客様も日本の音楽を楽しんでいただけたようで安心しました。
大使ご夫妻もご臨席くださり光栄でした。
キクさんのお母様、そしてコンサート主催者のBjörn Rossさんと一緒に。
9月28日(土)ツアー9日目
同じ会場でファミリーコンサート。
参加家族が少なくて、その代わり時間がたっぷりあったので、スタッフお方にも楽しんでもらいました。
私たちも一緒に尺八にトライ!
主催したスタッフと一緒に記念撮影。
約1時間ほどのワークショップとランチをいただき、メトロでホテルに帰り休憩。
夕食は昨年もコンサートに来てくださったDさんのご自宅にお招きいただき訪問。
古い箏があるというので楽器を拝見して状態を見せてもらいました。
ぜひ少しでも箏の音がここデンマークで広がっていくといいなあと思います。
美味しいお夕食ありがとうございました。
乗り慣れてきたメトロでホテルまで40分で帰着。
残すところあと最終コンサートのみ。
9月29日(日)ツアー10日目最終日。
いよいよ最後のコンサート。お天気は晴れ
ホテルから近くが海岸なので少し散策。
ちょっと寒いけど泳いでいる人がいてびっくり、、、
そしていざ、再び橋を渡ってスウェーデンへ。今回は晴天でよかった〜
ひたすら走ったハルムスタッド。
会場はKulturverket Onsjö、小さな素敵なコンサート会場でした。
こちらも心尽くしのコンサートで、お食事も手作りで用意してくれていました。
田舎の小さなお家のサロンのような会場に常連さんの音楽愛好者が20名ほど集まっていらっしゃいました。中には1時間もかけて、、年齢層は高めでしたが、みなさんとても音楽を愛する方、主催者のKajsa Bacosさんとも古くからの知り合いのようで、コンサートの最初にはどのように初めて聞く音楽、このコンサートの鑑賞のポイントなどもコメントしてくれていて、キクさんの解説とともに興味を持って理解し享受しようとなさっているのがわかりました。
後日、メッセージをいただいたレビューも嬉しいもので、とても嬉しかったです。
開催できるか微妙だったのですが、行ってよかった!
無事に開催できてこのような温かい雰囲気の中でツアー最後のコンサートが終了できたことを嬉しく思います。とても気持ちの良いコンサートでした。
最後に主催者Kajsa さんとスタッフ見習いテスト中の男性2名と一緒に。
コペンハーゲンに戻って、お疲れ様のツアー最後の夕食。
ハードスケジュールもなんとか完走しました!!
キクさん、長距離の運転ありがとうございました。
本当にお疲れ様でした。それにしても充実の日々、楽しかった〜。
9月30日(月)帰国日
キクさんとは昨夜お別れし、パッキングしてタクシーで空港へ。
荷物検査で三味線ひっかり、中身を見せて、演奏写真をみせると
おじさん「お〜、今度はコンサートにいきたい」と(笑)和やかに通過。
コペンハーゲン 12:35発 SAS SK983
10月1日(火) 8:55 羽田着
1時間遅れで到着。行きと違う飛行区域で、あれ、ロシア上空付近?大丈夫か〜?と心配ではありましたが無事に到着。
素敵な思い出と経験、大きな達成感と共に日本に戻ってきました。
たくさんの方のご協力をいただき、心から御礼申し上げます。
またご縁に感謝!!
ありがとうございました。
コメント