ようやくチラシ完成しました!!
仮チラシから再考を重ねて企画イメージにあったデザインにたどり着きました。
チケットは8月23日一足先に発売開始になりました。
早速紀尾井チケットセンターでご購入頂きました皆様、ありがとうございます
ご来場をこころよりお待ちしております。


プログラム <全曲山田検校作曲>
・初音曲(はつねのきょく)
・桜狩(さくらがり)     
・長恨歌曲(ちょうごんかきょく)

長年温めてきた企画、全曲山田検校作品によるプログラムによる連続演奏会の第1回目となる今回は、山田検校作品の特色を知る上で欠かせない、代表的な作品から流祖唯一の組歌「初音曲」、中七曲の一つ「桜狩」、そして奥四つ物として重視される曲の一つ「長恨歌曲」の全3曲を取り上げます。


「初音曲」では『源氏物語』の初音の巻を題材として、独自の組歌を創作した点に注目し、今回は箏独奏に石川高さんの笙を加え、より源氏物語の世界に近づけていきたいと思います。


「桜狩」は越前家のお姫様の作詞と言われ、流祖の代表的な叙景作品として、美しい詞章による箏歌と華やかな器楽部分が見事な春の花見の景観を描き出しています。若き精鋭、山木千賀さん、伊藤ちひろさんと、善養寺惠介さんの箏二面と三絃、尺八による演奏でお聞きいただきます。


「長恨歌曲」は流祖作品の代表的な物語性のある題材による長編もので、玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋を綴った中国の唐代の詩人白易居の長編叙事詩をもとに高井薄阿が作詞し、情景と感情表現、物語性との一体感を箏曲で見事に表現した名曲です。絶大なる信頼をおく演奏家、上村和香能さん、山口明代賀さん、そして山登松和さんによる箏三面、三絃で悠久の時に想いを寄せ表現し演奏いたします。

 

是非是非お出かけくださいませ。
紀尾井チケットセンター、またはHPからもご予約承ります。

宜しくお願いいたします。

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