いよいよリサイタルまで1ヶ月となりました!!
めまぐるしく忙しい中、様々な準備が着々と進んでおります。
リハーサル、プログラムの作成、会場・舞台裏方さんとの打ち合わせ、新聞社取材や多方面への広報活動、当日に向けての細部の確認などなど。まずは自分が仕切らないといけません。そして本当に大勢の方に支えていただき、助けてもらっているなあと、、、ああ感謝です。本番をしっかり頑張らないと。

昨日は今回舞台お願いしているヤマト舞台さんと打ち合わせでした。
特に今回はリサイタルの前半プログラムは、創作組曲「源氏物語によせて〜花宴〜」をどのように演出するか気合い入れてます。さすがに色々な引き出しをお持ちなので、きっといいアイデアで期待に応えてくれるでしょう。

龍笛奏者の角田眞美さんは2年前の新春コンサートに出演していただき、この作品を初演しました。好評で再演を期待するご感想を頂き、チャンスを伺っていました。今回源氏物語をテーマにすることになり再演することを決めました。
この作品のきっかけは、箏組歌「花の宴」の美しい古典の歌曲を、どうやって一般の方に親しみ深く、飽きずに古典もいいなぁと鑑賞していただくかという課題です。やはりまずはその物語、テキストの背景を知ること、想像を膨らませ、思い描きながらその演奏を聴いて、時代空気の中にタイムスリップして、その方なりに何かを感じてもらえることが大切です。

今回は古典曲を挟みながら組曲として、まず箏独奏で「乱輪舌」、続いて私の台本構成により「花の宴」を龍笛と箏でかたります。その中で、催馬楽「貫河」全三段を弾き歌います。この催馬楽は曲としては残ってないもので、2年前に芝祐靖先生が復曲してくださった曲です。
語りの台本は組歌のテキストに沿って構成していて、私のオリジナルです。

春の華やかな宮中での藤の花の宴、匂い立つような美しい衣裳に身を包み、詞を作り管弦の遊びに興じる御所での夢のような生活の中。月夜の中で朧月夜と源氏の君の出逢いと再会が鮮やかな色彩の中に蘇るようです。

チケット好評発売中です!!
この美しいチケット是非ともお手元にてご覧ください
演奏会の後はしおりとしてお使いいただけますよ
 
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