二月も半ばを過ぎましたが、体調はみなさま大丈夫ですか?
日曜日の暑さからまた一転、やはり冬に逆戻り,風邪にはくれぐれも気をつけましょう!

さて、新春コンサートが近づいてきました
龍笛奏者の角田眞美さんがゲストです。芝祐靖先生が音楽監督を務める雅楽団体「伶楽舎」に所属する演奏家で国内外でご活躍の方です。現在もヨーロッパに演奏旅行中です
今回の新作で取り上げるのは源氏物語から「花の宴」です。源氏物語をとりあげるのは2回目で、「初音」に続き、今回は第2弾になります。
この「源氏物語によせて 其の二〜花の宴より〜」は、源氏と朧月夜の出逢いを場面です。いずれ源氏は明石へと流される一因ともなります。古典の箏曲組歌に「花の宴」があります。この原典を六つの和歌で組み合わせ、大変見事に美しく歌っています。源氏物語の原典を知って聞いていただけたらもっと興味深く、聞いていただけるのではないかな、というのが今回のきっかけです。
源氏物語を読むと、そこにはさまざまな当時平安貴族の生活のなかで、親しまれ演奏されていた雅楽の曲や、貴族・庶民の間で流行していたであろう催馬楽の素材などが出てきます。これはいったいどんな曲だったのかなあ、などと思いを巡らせてしまいますよね。
今回は創作組曲として歌われていた現代語訳による朗読と、因んだ曲の一部分を各所に織り交ぜながら、源氏物語の世界、当時の雰囲気を少しでも感じていただければ嬉しいなと思っております。
その中で、今回最も注目していただきたいのが、「貫河」という催馬楽です。平安時代に庶民の間で流行し歌われていた催馬楽ですが、現存する物はいくつもなくて、歌詞を残すのみ。これまで雅楽界の第一人者である芝祐靖先生が多くの作品を復曲されてきましたが、この「貫河」は現存せず。そこで、ご相談申し上げたところ、今回のために催馬楽「貫河」を芝先生が復曲をしてくださいました
伴奏は龍笛譜をつけてくださり、そこに私が僭越ながら箏の手付けをさせていただきました。
今回が、世界初演となります!!
原典では二条城で葵の上と思い通じぬ源氏が一人、手持ち無沙汰に箏を弾き歌い思い沈む場面などに重なります。三段ありますが、実際、物語のなかでは冒頭の一部分の歌詞しか出てきませんが、とても素敵な歌曲一曲が誕生しました。芝先生の21曲目となる催馬楽「貫河」は必聴です!!
ぜひとも「源氏物語」の世界を言葉と歌と音楽でどうぞお楽しみに下さい!!

まだ間に合いますよ。
チケットのお申し込みはHPからどうぞ!


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こちらは、昨年のリサイタルから
催馬楽「走井 」もご覧下さいませ