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2月23日の新春コンサートまであと1ヶ月となりました。
今回は雅楽奏者の中村仁美さんと東野珠実さんのお二人を迎えて、新春コンサートならではのすてきな企画で皆様にお楽しみいただきます

特にお聴きいただきたいのは「源氏物語によせてー初音ー」。
箏組歌に流祖山田検校の「初音曲」がありますが、その歌詞はこの『源氏物語』の 初音の巻から題材を得ております。そこからヒントを得て、今回はお二人の篳篥と笙で、源氏の世界をさらに音楽でも再現しつつ、「初音」の巻を語りと音楽で綴る平安絵巻組曲風に構成してみたいと思います。より深く、より親しみを持って古典文学の世界と箏組歌「初音曲」との世界を堪能いただけることと思います。
先日の打ち合わせで、挿入する雅楽曲も 具体的になって、非常に面白くなって参りました!!

『源氏物語』の語りは初挑戦です。いろいろと原文、また現代語訳などを調べてみましたが、インターネットいうのは本当に役に立ちますね〜。
そしてまた驚くのが、『源氏物語』 について研究している人の多い事!!皆さん、素晴らしいですね。
それに費やした時間たるや想像をはるかに超えているでしょうね、、、
とにかくさまざまな有り難い 資料を読ませていただております。

下記はとくに参考になりました。
渋谷栄一氏のサイト 源氏物語の世界
宮口善通氏のブログ

現代語の作品は、与謝野晶子や、渋谷栄一、瀬戸内寂聴、円地文子、、それぞれの訳の読んでみて思ったのは「源氏物語」は、現代語訳すると長くなりクドくなる。直訳では味気ない。それに分かり易くくだけすぎると品がなくなる。あまり直訳なりすぎず、説明過多にならないように、的確にリズム感ある現代語訳で考えると、円地文子さんの『源氏物語』には格調の高さと作品への思いやりや敬意を感じます。文章のリズムもいいですね。
でもやはり、原文の無駄のない言葉の響き、リズム、韻律にはかないません。
原文は素晴らしいけれど、難しい。。主語が見えなくて、聴く人はかなり下地がなければやはり意味が分かりにくいでしょうね
なるべく多くの方に作品の大意を分かっていただき、古典文学と音楽をより楽しんでいただくにはどうしたらいいか。
というわけで、学生に戻ったつもりで『源氏物語』に向き合っております。


下野戸亜弓 新春コンサートチラシ
下野戸亜弓新春コンサートー悠久の時を聴くー

皆様のお越しをお待ちしております。