昨日は文京区千石にある一行院にて、徳本行者二百回忌大法要でした。
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江戸時代後期の浄土宗の僧で、昼夜を問わず念仏を唱え、日々清貧にして全国行脚し、庶民の苦難を救い続けた念仏行者として多くの人に影響を与えたと伝えられます。文政元年(1818)10月6日、一行院で往生をとげ、境内には御廟がございます。
徳本行者が鎌倉の英勝寺に訪れた際に、時の住持清月尼が自らつくり奏したと伝えられる「選択和讃(せんちゃくわさん)」の歌詞を抜粋し、芝祐靖先生が補曲した琴歌「選択和讃」をこのたびの大法要で演奏させていただきました。
元となった「選択和讃」の歌詞はものすごく長くて、いったいどのように奏し歌ったのでしょうか。
徳本上人はちょうど山田流流祖山田検校とほぼ同じ時代、ともに江戸で活躍した二人の不思議な縁を感じずにはいられません。当時一世風靡していた箏曲家であり、松平家とのご縁の深かった山田検校、そして徳本上人は十一代将軍家斉の厚い帰依を受けて江戸住民に教化し、小石川一行院に住みました。
この二人に何かしらのつながりがきっとあったはず!と思えば、ワクワクしました。

大変立派大法要で、ご本尊様、徳本上人さまの御像を前に、琴歌の演奏をさせていただけたことは、誠に有り難いことであり、貴重な体験でした。