「源氏物語レクチャーコンサート」がおかげさまで盛会裡に終了いたしました
昨日は朝から雨脚強く、早くからチケットお求め下さりこの日を楽しみにしていたのに、お越し下さる方が気の毒にも思われましたが、「空蝉」の冒頭のごとく、開演のころにはようやく雨もおさまってきて、まさに「空蝉」の世界に誘うようでした。
お越し下さいました皆様、本当にありがとうございました。そして、後援会スタッフのみなさまありがとうございました。チーム下野戸の結束強く、このレクチャーコンサートの企画による「紫(ゆかり)の会」の立ち上げに協力をおしまず盛り上げて支えていただき感謝です!また素晴らしい会場をご提供下さった「創作きもの にしお」様、素敵な設え、何から何まで、ありがとうございました。

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最初はこの3人がどうようにタッグを組んで、このレクチャーコンサートをまとめていけるかと、内心心配はありましたが、みなさんのアドバイスや、意見交換と試行錯誤とで、なんとか第1回を終えることが出来、この3人の源氏物語レクチャーコンサート<紫(ゆかり)の会>も無事立ち上がることができました。

急遽休憩無しでいこうということになり、90分間ノンストップのレクチャーコンサートに変更して、さぞや皆様足が痛かったことと思います。本当に勝手な変更ゴメンナサイ

幕開けは催馬楽で、コンサート雰囲気をつくり、源氏の君かと見紛うばかりの藤本宗利先生のお衣裳で一気に時を遡ります。巧妙な、テンポあるお話に皆様を引き寄せられていただいた後、山口てる代さんの深みある声の朗読に私の箏で音楽を重ね、間に「乱輪舌」の演奏をはさみ「空蝉」の世界をお楽しみいただきました。台本は今回藤本教授が書き下ろした現代語訳と原文。
私も源氏と空蝉の和歌の掛け合いを演じながら約40分の朗読と音楽による「空蝉」です。「空蝉」のこのレクチャーコンサートが流れを止めることなく、一つの世界を醸し出すことができました。その後、古典組歌の「空蝉」と、今回の企画に合わせて藤本教授が作詞、私が曲をつけました新作「空蝉」を初演させていただきました。静かな余韻の中、最後まで身じろぎもせず皆様が集中してきいてくださったことが本当に嬉しかったです。

皆様のあたたかいお言葉に、より一層努力を重ね、皆様のご期待に応えられるように頑張っていかねばと思います。
次回は11月26日(日)群馬会館で開催予定です。テーマは「明石」。ぜひお楽しみに!!

私は、近く組歌「空蝉」の収録を予定しているので、この夏はもう少し「空蝉」の世界に浸ってみたいと思います。
より一層深く心に響く音楽を目指して。

今日の上毛新聞に掲載されました!!


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最後に関係者、後援会スタッフとの記念撮影
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お疲れ様でした〜〜