1月14、15日の東京タワー文化フェスティバルが終了しました。
2日間怒濤のタイムスケジュールで、こんなハードなコンサートイベントは初めてでしたが、まずは無事に終了したことで、ホッとしました。


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普段聞くことのない音楽をたまたま東京タワーに遊びに来た展望台観覧者でも、偶然触れることが出来たし、みたり聞いたり、知ることが出来て、興味を持つことができたとしたら、これはまずは一つのミッションをクリアしたことでしょう。

私も自分の宮澤賢治の作品をまたこれまでと違う、東京タワーという特別な場所で演奏出来たということは何はともあれ、貴重な機会だったと思います。


14日、17時からの展望台での演奏前のスナップから。
次第に夕暮れて行きます。
共演者は望月晴美さん、山野明彦さん、平野裕子さん(左から)
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展望台では「八千代獅子」と「方十里」を演奏し、すぐに地下のタワーホールへ移動。

地下ホールでは18:00〜19:00「下野戸亜弓コンサート うたい語りによる宮澤賢治の世界」
「方十里・いたつきのー辞世二首よりー」
「ざしき童子のはなし」東京タワースペシャルバージョン
「鹿踊りのはじまり」(切り絵付き)
の3曲によるプログラムでした。

こちらは宮澤和樹さんの講演のあとで、皆さん賢治ファンの方も多く、大変楽しんでいただきました。
夜のレセプションでは宮澤清六さんのお孫さんにあたり和樹さんと一緒に記念撮影。
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私が賢治作品への取組むきっかけをいただいた米田武氏は、NHK盛岡支局へ在任中、清六さんと大変親交があって、賢治作品を沢山取り上げてラジオ番組などで企画放送なさっていました。
私の作品にはこの米田氏のアドバイスが大きく影響しています。今回体調をくずされて、ご出演いただけなかったことが残念ですが、またぜひ別の機会にお孫さんの和樹さんとお二人がお会い出来ることを願っています。年内に特別企画ができたらいいなあ。



そして15日は、15時地下ホールで「21世紀邦楽プロジェクトⅡ」のメンバーとのコンサート、そして作曲家田丸彩和子さんの「年の三年を待ちわびて」の演奏もあって、こちらも大忙しで、地下タワーホールコンサートのあと、展望台で演奏、そして、また地下へ移動して最後の田丸作品演奏。
ここまでくると自分の能力のかなり許容範囲ギリギリのところで乗り切ったという気がしてきます。

下は展望台での邦楽プロジェクトメンバーとの演奏スナップ。
中央・栗林秀明さん、右・クリストファー遙盟さん。
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展望台はざわつきはありますが、夜の夜景を背景にみながら、お客さんが自然体で集ってくる特別な空間がありました。

2日間同行した付き添いスタッフの我が家族は、空き時間を利用して東京名所廻り。

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東京タワーの次なるステージはここか?

今年は、さらなる上を目指して飛躍するのために、自分の生き方、あるべき姿を見つめ直しで自分に厳しく、どこまでストイックに取組めるかを自分への課題にしていきたいと思います。
時にはいろいろな感情に流されるときもあるけれど、平常心を忘れず。
今回も新しいさまざまな出会いがありました。出会いと経験を生かしつつ、いい音楽を皆さまに楽しんでいただけるように、がんばって行きたいと思います!!