今日の4回目となる朗読ワークショップ<賢治リーディングClub>無事終了しました
ご参加くださったみなさまありがとうございました。
今回は「水仙月の四日」!私の大好きな作品です。筝を持参して、少し違った試みもしてみました。
いつもワークショップの始めに「雨ニモマケズ」を読んでウオーミングアップしていますが、今回は歩きながら自分の歩調に合わせて群読してみる、そして、その歩みの中でそれぞれの立ち止まった場所で、今度は即興の筝にのって、朗読してみるという試みをしてみました。歩くだけと言えども最初はその歩調と言葉のバランスが意外に難しい。呼吸と歩くリズム、そこに言葉のリズムやテンポが加わって、それぞれの朗読がやがて、一つの流れになって形作られていくのを感じました。最後の仕上げではご参加の皆様の朗読と筝の即興はおもしろかったです。

語り音楽「水仙月の四日」は昨年の12月に「宮沢賢治生誕120年プレコンサート」で 初演しました。
今回はみなさんに朗読していただき、私が筝を伴奏に加えました。 セリフの部分と、ナレーションの部分の語り分け、筝の伴奏を受けてより表現豊かに変化していくそれぞれの個性と朗読の色合い。
今回もとても楽しい時間を過す事が出来ました。
参加の皆さんも、このワークショップを楽しんでくださったようで嬉しいです。

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「邦楽・夢コンサート」のプレイベントとして、3月から毎月1回開催してきましたが、次回がいよいよ最終回です
7月25日(月)13:30〜15:30 前橋文学館ホール
取り上げる作品は「かしわばやしの夜」です。
8月20日のコンサートに先駆けて、皆さんと一緒に朗読をお楽しみたいと思います
これに参加すると、コンサートの楽しみ方もひと味違ったものになりますよ

この「語りと音楽のワークショップ」は参加して、体験してみないと、その面白さはわかりません。
朗読のたのしさは一人よりもみんなで、声にだして自分なりの表現を楽しんでください

お申し込みはHPよりメールでどうぞ