さて、少し早いですが、後援会主催新春コンサート2016の詳細が決まりました。
2016年は2月28日(日)17時開演
会場はいつもと同じ、ホテルメトロポリタン高崎、丹頂の間です。
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今回のゲストは、龍笛奏者の角田眞美さんです。
今年のリサイタルでも助演いただきましたが、雅楽団体「伶楽舎」のメンバーで、龍笛奏者としてさまざまなシーンで、国内外において活躍中です。

2年前に、篳篥の中村仁美さんと、笙の東野珠実さんをゲストに迎えた時に、<源氏物語によせて「初音」より>という語りに雅楽曲や、箏曲組歌などを取り入れて組曲風に構成した作品を上演しましたが、今回も雅楽の楽器である龍笛と箏という組み合わせから、その第2弾、『源氏物語』の「花の宴」の巻を取り上げてみることにしました。
箏組歌の「花の宴」はこの巻に拠る6歌で構成されています。とても美しい歌詞で、組歌の基本的な形式による自然な箏の手がつけられています。これほど、美しく流れのある組歌をもう少し掘り下げてみたら、もっと箏曲の古典も興味深く聞いてもらえるのではないかとの思いもあります。
まずは原文、現代語訳、それぞれを研究して、自分なりの台本を作るところから始まります。
その中から、音楽として取り入れる部分を調べ、原典によるべきところ、または創作部分を検討して、大筋を決めていきます。その過程が面白いのです。
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プログラムは、ほかにリサイタル2015で委嘱初演した「みづとり」、そして馴染みある名曲の数々、日本の歌などチラシに明記していない曲も。私の箏・歌・語り、そして角田眞美さんの龍笛でバラエティーに富んだ曲をお楽しみいただきます。

チケット発売は来年からとなりますが、予約は承ります。
席数が限られていますので、お早めのご予約をどうぞ。
一般 6000円、ペア11000円、後援会会員5000円
(食事付き)小学生以下無料

お申し込み・お問合せはメールにて宜しくお願い致します!!