昨日の演奏会は生憎の雨。台風接近で心配しましたが、大荒れにもならず良かったです。
足下悪い中、お越し下さったお客様には有難うございました

今回山田流箏曲の流祖山田検校の「千箱の玉章」を演奏してきました。
最近では群馬にいてもほとんど山田流箏曲の古典を聴く機会がなくなってきている中で、門下生と山田流古典の歌ものの良さを少しでも感じ取っていただこうと練習を重ねています。昨日はそれなりに十分に練習の成果は出せたのかなとお客様の反応から感じています。

時間をかけて一つの曲を仕上げていくと、みんなに一体感が生まれるものですね。
お稽古だけでなく、やはり舞台を通しての音楽の一体感、醍醐味も感じてほしいなと思います。
今回出演しなかった生徒さんも次回はぜひがんばりましょうね。

一般の知らない人も箏曲に親しんでもらうためには、やっぱり親しみ易いポピュラーな曲や現代の合奏曲が好まれるもの。長くて難しい古典曲は、歌詞はわかりにくいし、取っ付きにくくて敬遠されがち。演奏会はそれなりの覚悟も。
でもね、「やっぱり古典はいいなあ」って声が聞こえる。
練習するほどに難しさを感じつつ、歳を重ねるごとに歌詞への解釈は深まり、音楽の絶妙なる和の間合いに魅力を感じます。その奥深さゆえの面白さ。さすがに江戸時代から脈々と受け継がれてきた名曲です。現代は敵わない。
だからこそ、山田流箏曲が古曲化、そして絶滅危惧種となりつつある現実を、今もっと考えなくてはいけませんね・・
山田流本来の歌の魅力、地歌、生田流箏曲とは異なる、邦楽の中における箏歌、そして語り物という演劇的要素をもつ山田流歌曲の位置づけをもっと多くの人に理解してもらうために、まずは聴いてもらう機会を増やすことから始めないとね。



お疲れさま〜!解散前に記念の一枚。
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